2025/07/21 14:09

From Cambodia to The World

SuiJohは2012年、テーラーメイドシャツを主体にプノンペンでうまれたブランドです。

2012年 プノンペン市内の大学院で開発学を学んでいた僕、浅野佑介は、多くの人(外国人のみならず、カンボジア人も)が”Made in Cambodia”は質が悪いというイメージを持っていることに大きな寂しさを覚えました。

時を同じくして、縫製の技術指導として日系の縫製工場の指導にプノンペンに来ていたパタンナーの日本人とのご縁により、アパレル業界、縫製の基礎を学ぶなかでカンボジア人の手先の器用さなども知ることになりました。
そしてこのパタンナーに師事し、アパレルとは、型紙とは、そのイロハを学んでいきました。

カンボジア人の器用さと日本人の技術を掛け合われば、”Made in Cambodia”のイメージを僕でも少しは向上させれるかもしれない、そんな想いから僕は師匠と共に作りあげた何十枚もの型紙を持って、自転車で市内のテーラーを渡り歩き、協業できるパートナーを探す旅が始まりました。

その後、最大プノンペン3店舗、シェムリアップ3店舗まで拡大したものの、コロナ禍の影響を受け、現在(2025年6月)はプノンペン市内に2店舗にて営業中となっています。
プノンペンの本店工房では、モノづくりの現場をご覧頂くことができます。

「『何者かになりたい』

その想いが見つけたカンボジアへの愛」

アンコールワットなど歴史的建造物で有名なカンボジア。
このカンボジアで暮らし、僕はカンボジア発のブランドを立ち上げたのがSuiJoh(すいじょう)を立ち上げました。
「何者かになりたかった。いつか死ぬ時に自分の人生を駆け抜けたと言いたい」そう思い日本で勤めていた会社を辞め、カンボジアへ大学院留学&移住。そしてSuiJohというアパレルブランドを立ち上げました。

しかし、ここまでの経緯には両親の会社の倒産で180度変わる人生、生死をさまよう大病、振り返ると落とし穴が沢山あった人生でした。
「カンボジアに行けば自分も何者かになれるかもしれない」そんな思いを抱き、渡航してきた僕がカンボジアで見つけた自分とは…

 

※こちらはtells marketさんに取材、執筆していただいた記事を元に加筆修正しています。
https://tells-market.com/